不動産屋の豆知識

不動産屋が賃貸物件に引越しをするときに絶対に確認するポイント

不動産屋が賃貸物件に引越しをするときに絶対に確認するポイント

こんにちは。
FP兼不動産屋のayattyです。

立春を過ぎましたね。春です。
引越しシーズンの到来です。
不動産屋の繁忙期です。

大学入学、新社会人、転勤、お部屋の更新物件選びに悩まれている方も多いと思います。

そんな時期ですので、
今日は不動産屋である私が賃貸物件に引越しする際に必ず!絶対に!確認するポイント
書きたいと思います。

不動産屋が自分の部屋探しをする際に重視するポイント

物件を探すときには、エリアはもちろん、お家賃、広さ、設備とこだわるポイントは多いかと思います。せっかくのお引越しですので、できる限りこだわって頂きたいと思います。
そんな中で、不動産屋的にはどんな条件よりもまず抑えるポイントがあります。

不動産屋が自分の部屋探しの時に特に重視するポイント

①お部屋の大家さんは誰か(もしくはどこの担当不動産会社か)
②建物の管理会社はどこの会社か

え?日当たりとか風通しとか、
ゴミ置場の清掃状態とか
現地に行かないと分からないもの、とか
でないの?と思われたかもしれませんが、
(実際、羅列したものもとても大切です。)

それ以上に大切なのがこの2点になります。
詳しく見ていきましょう。

①お部屋の大家さん【専有部分の貸主様】

契約を締結し、鍵を受領し、入居して、お部屋で不具合がおこった場合、
ex.エアコンが壊れた。給湯が壊れてお湯が出なくなった。

連絡する相手は、お部屋を一緒に一生懸命探してくれた仲介会社ではなく、賃貸借契約書に記載された貸主様(大家さん)になります。

大家さんが、
対応の良い大家さん(もしくは対応の良い大家さんの担当不動産会社)であれば、
すぐに何らかしらの対応をしてくれると思います。しかしながら、
対応の悪い大家さん(もしくは対応の悪い大家さんの担当不動産会社会社)であれば、
レスポンス対応が遅い、最悪の場合はスルーされるかもしれません。

お部屋も設備も永遠に良い状態ではありません。時間が経てば、経年劣化が起こります。その際の大家さんの対応により、快適な空間が保たれるか否かが決まります。なので、大家さんが入居者さん想いで、かつすぐに対応してくれる方かどうかはとても重要になります。

大家さんは、どうやって確認をするのでしょうか。

残念ながらお客様(ご入居の希望者様)の方では、すぐに確認ができないケースがほとんどです。そのため、仲介会社の担当者さんに確認しましょう。そして、どんな大家さんか(どんな大家さんの担当不動産会社さんなのかを確認しましょう。

ちんぷんかんぷんな答えの場合、まだ経験の浅い担当者さんかもしれません。その際は、店舗内にいる先輩の担当の方に確認をしてもらうよう依頼をするといいかもしれません。

対応の悪い大家さん(もしくは対応の悪い大家さんの担当不動産会社さん)のことは、仲介会社さんのベテランの方は必ず把握しているかと思います。

なぜかといえば、過去にご入居をお手伝いしたお客様からお叱りを受けることがあるからです。「大家さんに言ってもちっとも対応してくれない。なんとかしてほしい。」と。

私のお客様がこのような状況に巻き込まれてしまった場合
大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)に状況確認を行い、トラブル調整やトラブル解決の再依頼等を行うことがあります。

その為、過去にトラブルになった大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社)さんは仲介会社内で共有がされているかと思います。ご入居の日から退去立会いのその日まで長く関わっていく大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)になりますので、ぜひ確認してみて下さい。

仲介会社の担当者さんによっては、大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)の固有名称を質問されることを嫌う担当者の方は多いかと思います。

理由は、大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)の固有名称をお客様に伝えると、一部のお客様が大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)に直接問い合わせをして、直接契約をする可能性があるからです。

そうすると、仲介会社さんの担当者からすると紹介損、案内損になります。
仕事になりますので、それは避けたい、なので教えない、ということはあるかと思います。

そんな時は、素直に大家さん(もしくは大田さんの担当不動産会社さん)を知りたい理由を伝えてみて下さい。お互いの誠意が伝わり合えば、情報共有ができるかと思います。

大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)も、仲介会社さんをジャンプして直接契約をするお客様との取引はNGというケースもありますので、お気を付け下さい。
※物件をご案内する際に、大家さん(もしくは大家さんの担当不動産会社さん)は、いつ、どの部屋を仲介会社さんが案内するのかという情報を共有し、ログを取っているケースがほとんどです。

そのため、一般のお客様が、仲介会社さんを通さず、突然申込したいと連絡してきた場合には、細かくヒアリングを行い、直接契約を行うか判断するかと思います。

なお、私は担当するお客様【物件のご所有者様(ご入居者様)】とは、永いお付き合いをしたいと考えておりますので、可能な限り、適切な取引・適切なサービスに対しては、適切な料金を頂くようにお願いをしております。

私は、不動産業界に入って16年になりますが、担当しているお客様【物件のご所有者様(ご入居者様)】とは、これまで担当させて頂いている期間に複数回お取引をさせて頂いている方も多くいらっしゃいます。

よきパートナーとして永きにわたり、良い関係を継続していくには、
お互いに誠実な姿勢(適性なサービスの提供やそれに見合う報酬)で付き合うというのは、当然といえば当然ですよね。

②建物の管理会社(共用部分の管理会社)

マンションの場合、建物の管理会社(共用部分の管理会社)は大家さんの担当不動産会社と別になっている場合が多いです。建物の管理会社(共用部分の管理会社)は、その名の通り建物の管理を行っています。オートロックやエレベーター、ゴミ置場の管理等です。

戸建てやアパートの場合は、大家さん(もしくは担当不動産会社)が兼ねるケースが多いです。

こちらも不備があれば、仲介会社ではなく、管理会社に連絡をする必要があります。

大家さん(大家さんの担当不動産会社さん)と同じように、すぐに対応してくれるところはすぐにして下さいますし、残念ながらそうでない会社さんがいるのも現実です。

建物の管理会社(共用部分の管理会社)の対応もある程度経験のある仲介会社の担当者であれば把握していると思います。

お部屋もそうですが、建物の状態も同様にとても大切です。共用部の電気が切れていれば防犯上の問題になりますし、宅配ボックスがいつもいっぱいでは便利も不便になります。

こちらの確認は①よりも簡単かもしれません。募集図面に書いている場合もありますし、内見に行った際に、建物のエントランス付近の掲示板等に書いている場合が多いです。ぜひ見てみて下さい。見つからない場合は、担当者に聞いてみて下さい。①よりもハードルは低いと思います。そのため、この確認もぜひ行って頂きたいと思います。

お客様(ご入居の希望者様)が、建物の管理状況の善し悪しを判断する場合のポイントは下記が代表的なものになります。

  • エントランスにゴミや紙くず等が落ちていないか
  • 自転車が指定場所に駐輪されているか
  • メールボックス周辺にチラシが乱雑に捨てられていないか
  • お部屋までの階段や廊下に私有物が置かれていないか
  • 共用部分の電球が切れていないか

上記のチェックポイントが2つ以上該当する場合には、仲介会社さんの担当者さんに過去のトラブルがないか必ず確認した方が良いかと思います。

お部屋の希望条件も大切ですが、お住まいになられてから、快適に住める環境は更に大切です。

是非今までの条件に加えて、①②の確認もしてみて下さい。

以上、不動産屋が賃貸物件に引っ越す際に重視するポイントでした。