不動産屋の豆知識

賃貸保証会社の審査とは

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賃貸保証会社の審査とは

都心で賃貸物件を借りる場合に、保証会社必須物件が増えてきました
保証会社の審査についてまとめてみたいと思います。

プロローグ

お客様
お客様
 じつは、数年前、海外出張中にうっかりカード支払いを遅延しました。
僕はもう賃貸物件は借りれないんでしょうか。
あやってぃ
あやってぃ
 そんなことないですよ。保証会社を選べば借りれますよ。

都心で賃貸物件を借りる場合に、保証会社必須物件が増えてきました。そこで気になるのは、こんなこと。

 

そもそも連帯保証人さんがいない方のための保証会社でした。

最近では連帯保証人さんがいても保証会社必須の物件・家主さんが増えてきました。

そこで気になるのは審査ですよね。
保証会社の審査をざっくりとまとめておきたいと思います。

 

賃貸物件の審査の大前提とは

賃貸物件では、家主さんによって、多少の差異はありますが、共通で確認していることがいくつかあります。

必須の確認事項

  1. 身分証明書の提出
  2. 定職についている、もしくは就職・転職の内定が決まっている
  3. 家賃に見合った所得がある
  4. 契約者本人に電話がつながる
  5. 緊急連絡先に電話がつながる
  • 無職の方、求職中の方
    ご相談は可能ですが、OKを下さる家主さんはなかなかいらっしゃらないのが現状です。身内の方に契約者になって頂く等の対応が必要です。
  • スタートアップの方
    前職の所得証明やこれからの事業計画を提出することで
    前向きにご検討頂けるケースがあります。

上記項目は押さえた上での保証会社の審査のお話です。

 

賃貸保証会社の審査方法とは

賃貸保証会社の審査には、大きく分けて3つあります。
各社この①〜③を組み合わせて審査を行い、承認・非承認を決めています。

  1. クレジットカードの信用情報確認
  2. 家賃支払状況確認
  3. 入居申込者の属性等の確認

査方法は、各社オープンにしておりませんので、実際のところはわかりません。

申込書や個人情報の同意書等の記載から推測される内容を記載しています。

このページの記載内容を満たしていても審査が否決になる可能性もあります。その場合、こちらで責任は一切負えませんのでご了承下さい。

あくまで参考までに読み進めて頂けますと幸いです。
それでは、一つ一つ見ていきましょう。



①クレジットカードの信用情報確認

クレジットカード会社や信販系の保証会社の審査の必須項目です。

保証会社全体の3割程度が該当します。過去のクレジットカードや携帯電話の割賦払いの支払状況(信用情報)の確認を行います。

支払の遅延が多い場合や、いわゆるブラックの方は審査否決になる可能性が高いです。

何回遅延で審査否決になるかは賃貸保証会社によって異なります。ご心配な方は、クレジットカードの信用情報確認を前提とした保証会社は外してもらいましょう。

 

お客様
お客様
クレジットカードの信用情報を確認する賃貸保証会社かどうかはどうやって判断すればいいのでしょうか?
あやってぃ
あやってぃ
 賃貸会社(仲介会社)でお部屋探しをされるのであれば、事前に担当者さんに伝えましょう。
ある程度ある経験を積んでいる担当者の方であれば、審査に関して把握しています。上記のような該当の物件は外して紹介してくれると思います。

 

お客様
お客様
自分で判断する方法はないんですか?
あやってぃ
あやってぃ
あります。保証会社の申込書に添付されている個人情報の同意書を確認して下さい。CICやJICC、全国銀行協会という信用情報機関の記載があれば、①に該当します。

指定信用情報機関のCIC

パソコンもしくはスマートフォンからご自身の信用情報を開示請求し、すぐに確認ができます。

もしCICデータで遅延等のデータがある場合は、①の審査承認は、厳しい可能性があります。

CICデータ取得には費用が発生しますので、CICデータを取得するだけで十分判断可能かと思います。

 

参考までに、他の2つもリンクを記載します。

JICC 日本信用情報機構(指定信用情報機関)

全国銀行個人信用情報センター

①クレジットカード系の審査に該当し、厳しそうな場合は、家主さんの方では、賃貸保証会社をいくつか持っているケースが多いです。

気に入った物件があった場合は、ほかの保証会社が利用できないか確認してもらいましょう。

 

お客様
お客様
さらになんですが、今の家でうっかり家賃も支払い忘れて。これもまずいですか?今の保証会社であれば問題ないですか?
あやってぃ
あやってぃ
問題がないわけではありませんが、手立てがないわけでもありません。慎重に保証会社を選ぶ必要があります。

 

②家賃遅延履歴の確認

賃貸保証が一般的になってきてから、賃貸保証会社同士で団体を作るようになりました。
そこで過去の家賃支払状況のデーター共有がなされるようになりました。

一般社団法人 全国賃貸保証業協会(LICC)一般社団法人 賃貸保証機構(LGO)です。

こちらで支払情報確認を行い、遅延のある方は審査否決になる可能性があります。

 

 

こちらも①同様に保証会社の申込書に添付されている個人情報の取り扱いに記載があれば、確認されます。

家賃の支払いが遅れたと心当たりがある方

支払いがおくれた経験がある保証会社のHPを確認し、どこの団体に加入しているか確認をしておきましょう。

そして、その加盟団体の保証会社も確認し、それ以外の保証会社で加入しましょう。

 

③属性等の確認

本人確認の際の電話の受け答えや勤務先のHPを確認し、審査を行います。電話審査はあくまで一般的なことが聞かれますので、緊張せずに落ち着いて対応しましょう。

各保証会社の延滞率が上がっている際には、少し厳しい審査になっている印象もあります。

手取り月収や仕事内容の詳細も聞かれることがあります。ただ、あくまで落ち着いて対応すれば問題ないかと思います。

以上になります。

 

審査というとなんだかこわい、おそろしいと感じるかもしれません。

でも、現在のご自身の状況と保証会社の審査方法を確認し、
素直に正直に本人確認の電話対応をして頂ければ、
ほとんどの方が審査承認となりますので、安心して挑んで下さい。